「セブマラソン2024」の42kmの部に参加しました。
私は約14年前にランニングを始め、これまでにフルマラソンは何度か走ったことがありますし、海外のマラソン大会にも何度か参加したことがあります。
セブ島への移住を決めた時にこの大会を見つけ、絶対参加すると決めていました。
今回はセブマラソンの基本情報から、エントリーや受付、大会当日の様子をまとめてみました。
これを読むと、今までにマラソン大会に参加したことがない方も、海外のマラソン大会に参加したことがない方も、「私も参加できそう!」「来年参加してみようかな!」って気持ちになると思います。
★2025年は1月12日に開催が決定!すでにエントリーも始まっています!!
1、セブマラソンの基本情報
今回は42㎞の情報をメインにまとめてみました。他の種目の詳細は、以下の公式HPをご覧ください。
公式HP:Cebu Marathon
開催日時 | 2024年1月14日(日) |
会場 | SM Seaside |
種目 | 42㎞、24㎞、12㎞、6㎞ |
定員 | なし?(情報発見できず) |
スタート時間 | 12:30AM |
制限時間 | 8時間 |
更衣室 | なし |
荷物預かり | あり |
参加賞 | Tシャツ、タトゥーシール |
完走賞 | メダル(42㎞、24㎞のみ)、Tシャツ、タオル ポカリ、チキンナゲット、ウィンナー串などの食べ物 |
2024年の動画もありますので、ぜひご覧ください。
2024 Cebu Marathon Official Video
大会情報は、公式HPよりもFacebook(Cebu MarathonやSM seaside City Cebu(official))でこまめに更新されていました。
あと大事な情報として「セブ島の気温」についてもお伝えします。
セブ島は一年中暖かく、1月の平均気温は約26℃、最低気温は約24℃です。セブマラソンは夜間に走りますが、この気温ですから体がすぐに熱くなり汗をかいてしまいます。
日本から参加する場合は、日本の初夏に走ることをイメージして準備されるといいかもしれません。
2、セブマラソンのコース
コースの特徴ですが、前半はセブシティの大通りがコースになってますので、セブ市内の風景を楽しみながら走れます。
攻略のカギとなるのは後半のCCLEXです。CCLEX(Cebu-Cordova Link Expressway)は、2022年に開通したセブ島とマクタン島を結ぶ有料道路で、全長8.9kmあります。
多少アップダウンはありますが、景色がそれほど変わらないので、集中力を切らさずに走り切れるかがポイントです。
また、この大会は制限時間が8時間と長めですが、24km以降に制限時間が設けられていることと、比較的アップダウンがあることを意識して、練習しておくことをお勧めします。
3、セブマラソンの申し込み
締め切り | 早割(Early Bird Rates)⇒ 2023年9月30日まで 通常(Regular Rates) ⇒ 10月1日~11月15日 |
参加費 | 早割(Early Bird Rates)⇒ 42㎞:1999ペソ 通常(Regular Rates) ⇒ 42㎞:2499ペソ |
申込方法 | 公式HPから |
支払い方法 | クレジットカード、Paypal |
申し込みが完了したら、登録したメールアドレスに連絡がありますので、必ず確認しましょう。
4、セブマラソンの事前受付
会場はSM seasideです。1/11〜13に受付に行く必要があります。
1/11に事前受付が始まるよーという案内メールがありました。
受付はアルファベット毎にブースが分かれていました。受付の時に身分証明書(パスポートやAlien Employment Permit:外国人雇用許可書など)が必要です。
受付をするとリストバンドを付けられます。これは当日まで外すことができません。
私は大会前日が仕事だったので、大会2日前に事前受付をして、リストバンドを付けたまま仕事をしました。
販売ブースは数は少なかったですがいくつかありました。アクアスロンやデュアスロンなど他の大会の宣伝もしていました。
5、セブマラソンのスタート前
当日の会場までの移動はバイクタクシーを利用しました。スタート前までは、車やバイクは通行可能だったので、タクシーやバイクで移動できました。
道はそれほど渋滞がなかったですが、抵抗がなければバイクタクシーの方がスムーズに到着できます。
荷物置き場は、外のメインステージ隣のスペースに設けられていました。事前に上記の案内を見つけたのですが、少し分かりにくかったので、荷物を持った人の動きを追いながら場所を見つけました。
カウンターでは、スタッフがゼッケン番号を書いたテープを荷物に貼って移動していました。
スタート前の集合時間は特に決まっておらず、完走予想時間などによって並ぶ場所を決められることもありませんでした。
6、セブマラソンスタートからゴールまで
今年の参加者は全部で8110人(この内42km参加者は1953人)でした。昨年の参加者が8362人だったので昨年よりも少なかったようです。
スタートと同時に花火があがりとてもにぎやかでした。大混雑していたので、走れる方は前の方に並ぶことをお勧めします。
走り始めてしばらくは建物がライトアップされていたり、歌や踊り、音楽がにぎやかで楽しみながら走れました。
セブ島最大のお祭りと言われているシヌログ祭り(Sinulog Festival)が1月21日(日)に開催されることもあり、コース上は至る所でこのような旗が飾られていました。
コース上の演奏や音楽はシヌログ祭りの曲が多く、明るい曲なので元気が出ました。
(ぜひ聞いてみてください☞シヌログ祭りの曲。シヌログ祭りもお勧めのイベントです)
15km辺り(この写真辺り)までは走りましたが、この辺りで体力が尽きて歩き始めました。この大会までに、最長8㎞しか走っていなかったので、これだけ走れたことに驚きました(笑)
そしてここからが本番!体力と精神力が試されます。
CCLEXが見えてきました。ライトアップされていてキレイでした。
エイドステーションは2〜3km毎にありました。水だけでなくポカリもあったのは嬉しかったです。
時間がかかったせいかお腹が空いて、持っていた羊羹だけでは足りず、エイドのバナナやチョコも食べました。
チョコはあまり美味しくなかったので、口に合う補給食を備えておいた方がいいです。
CCLEXを走っていた夜中の3時頃(スタートから約3時間後)に睡魔がやってきました。歩いていると眠くて眠くて、足が止まって寝てしまいそうになりました。
何とか体と頭を起こそうと聞いていた音楽を歌ってみたり、疲れていたけど走ってみたりしましたが、3〜5時頃が1番きつかったです。
折り返してあと残り10kmぐらいになった時に夜が明け始めました。日の出を見ながらあと少しだと思いつつ、上りに苦しみながら歩いたり走ったりしました。
そしてそして、ついにゴール!!
長い戦いが終わりました。タイムは6時間12分7秒。ワースト記録を更新しました。
時間がかかることは覚悟していて、24km以降に設定された制限時間までに走って完走できればいいと思っていたので、無事完走できたことには満足しています。
ただ、ワースト記録更新は悔しかった…
来年は今年のタイムより速くなるよう練習して臨みたいと思います。
そういえば、今思うとゴールまでにトイレを見ていません。トイレに行きたいと思わなかったので、トイレの存在をすっかり忘れていました。
コースMAPにもトイレが表示されていないので、トイレがあったか分かりません。念のため、スタート前に必ずトイレを済ませておきましょう。
7、セブマラソンのゴール後
記録証はなく、HPで確認しました。
完走メダルやTシャツ、食べ物や飲み物などを受け取り、荷物を取りに行きました。
Finisher Tシャツもありました。左がFinisher Tシャツ、右が参加賞のTシャツです。
更衣室はありませんでしたが、特に会場ですることもなかったので、着替えずに帰りました。
ただ、帰るための乗り物がなかなか捕まらず…
通行止めが解除されるまでタクシーやバイクが入れるエリアが限られていたからか、タクシーもバイクタクシーもなかなか捕まりませんでした。
30分ぐらい待ってやっとバイクタクシーを捕まえましたが、通常より100ペソ以上高い200ペソだと言われました。「えっ!?高い!」と思いましたがとにかく早く帰りたかったので、200ペソ払って乗せてもらいました。
※高いとはいえ、日本円で540円ぐらいですのでご安心ください。私がケチなだけです(笑)
初めてのセブマラソン、1人で参加したので分からないこともありましたが、英語圏のセブ島は英語が話せる人が多いですし、みんなとても優しいので、それほど困ることなく終えることができました。
42kmのうち半分ぐらい歩いてしまいましたが、セブ島に来て初のマラソン大会、久しぶりの42㎞を完走できて大満足です。
8、まとめ
セブマラソンはまだまだ知られていない大会ですが、申し込みから大会当日までの動きはそれほど難しくありませんので、セブ島の観光と合わせてぜひ計画してみてください。
42kmは無理かなと思われる方は、メダルがもらえる24kmに参加することをお勧めします。
来年はぜひ一緒にセブマラソンに参加しましょう!
コメント
セブマラソンに興味がありまして、たどり着きました。
メダルも参加賞TやフィニッシャーTもかわいいですね!
なかやんさん、コメントありがとうございます!
セブマラソンに興味を持っていただけて嬉しいです。
2025年の募集も始まりましたが、2025年もTシャツとメダルが可愛いですよ。
ぜひご参加ください!