必見!海外移住前にやるべきこと8選(独身者向け)

生活

フィリピン・セブ島に移住してもうすぐ1年になります。

約1年の間に、「移住前に○○をしておいて良かったなぁ」とか、「○○をしておけば良かったなぁ」と思うことがありました。

この○○の中には、移住後だと簡単にできないこともありますので、今回の内容は海外移住を考えている方には特に参考にしていただきたいです!

※この記事は独身者向けの内容となっています。

1、パスポートの準備

出国の際に必要なパスポートは、海外で身分証明書にもなりますので必ず必要です。各都道府県や市区町村の旅券申請窓口で申請します。
申請して受領するまでに1週間~10日程度かかりますので、余裕を持って計画的に進めましょう。

すでに持っている場合は有効期間を確認しておきましょう。帰国予定前に期限が切れるようであれば、出発前に更新しておきましょう。(有効期間が1年未満の場合更新可能)

2、公的手続きの確認

国外転出届の提出

1年以上日本を離れ海外に居住する場合、市区町村に国外転出届を提出しましょう。転出証明書が発行され、住民登録が抹消されます。マイナンバーカードも返納することになります。

Sakura
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1月1日に日本に住民登録されていなければ、その年から住民税(地方税)を払わなくてよくなります。

健康保険

海外居住者(以下国外転出届を提出した人のこと)は国民健康保険に加入できません。企業で加入している社会保険については、海外居住後も継続可能か企業に確認した方がいいでしょう。

介護保険に関しては、海外居住者は介護保険サービスが適用外となり、保険料も支払う必要がありません。

厚生年金/国民年金

厚生年金は被保険者資格が継続する場合、海外居住中も継続できます。
国民年金は海外居住者の場合、必ずしも加入が必要ではありません。継続加入したい場合は、市区町村で任意加入手続きをする必要があります。

3、国内で加入している保険関連の確認

火災保険、傷害保険、生命保険、医療保険などありますが、海外移住の際に手続きが必要となる場合があります。保障内容を見直したり、必要な手続きを必ず行っておきましょう。

医療保険は、海外移住後に高い確率で利用することになりますので、次の項目で補足します。

4、医療について

医療保険

国民健康保険や社会保険に加入していない場合、海外旅行保険に加入することを検討しましょう。海外は日本よりも医療費が高いところが多いですので、事前に備えておくことをお勧めします。

日本の海外旅行保険は、海外移住後に加入することができませんので、必ず出国前に加入しましょう。

ワクチン接種

移住先の地域で推奨されているワクチン接種は、出国前に接種しておくことをお勧めします。

以下のサイトを参考に、必要なワクチン接種は何か、どこで接種できるかをご確認ください。

Sakura
Sakura

移住後にワクチン接種が必要となった際に、過去の接種情報が必要となりますので、母子手帳やワクチン接種記録などを持参しましょう。

持病に関する情報整理、薬の準備 

持病がある方は、以下の情報を英文で準備しておきましょう。

・名前
・生年月日
・アレルギーの有無
・既往歴
・治療中の病気の診断名
・内服中の薬名
・最新の検査結果のデータのコピー
・緊急時の対処法 など

可能であれば、移住先のクリニックに連絡し、持病の診察や治療の継続が可能か、内服中の薬の処方が可能か確認しておきましょう。

Sakura
Sakura

海外では同じ薬が入手できない場合がありますので、代わりの薬が入手できるか、日本で長期処方が可能か確認しておくことをお勧めします。

健康診断受診

移住先によっては、海外でも健康診断を受けることができますが、日本と同じ検査が受けられるとは限りません。また、精密検査が必要となった際に、必要な検査が受けられない可能性もあります。
移住を決めたら早めに健康診断を計画し、検査結果を確認して渡航することをお勧めします。

Sakura
Sakura

市区町村から案内が届く健康診断(がん検診も)は、とてもお得に検査を受けることができますので、できるだけ利用しておきましょう。

歯科受診

海外では、歯科受診は海外旅行保険が適用外となり、高額な費用が請求される場合があります。治療が必要な場合は、渡航前に治療を受けておきましょう。

5、日本の口座について

海外勤務になると現地銀行口座の開設が一般的ですが、日本の口座も引き続き使うことがあります。例えば、日本のクレジットカードで購入したものが引き落とされたり、日本の口座間で振り込みを行うなど。

開設している口座が、海外居住者でも口座を継続して使用できるか必ず確認しましょう。継続できる場合届け出が必要となりますのでお忘れのないように。

6、クレジットカード

日本のクレジットカードは住所変更をしておきましょう。明細はネットで確認できるようにしておくと便利です。

また、出国前に有効期限を必ず確認しておき、更新カードをいつどのように受け取るか計画しておきましょう。

7、運転免許証の更新

日本の運転免許証をいつ更新するかは事前に計画しておいた方がいいでしょう。更新期間内に更新が難しい場合、更新期間前でも渡航前に更新することができます。

詳細については警視庁Webサイトをご参照ください。

8、資産運用

日本の証券口座で運用するNISAやiDecoを含む投資信託などは、海外居住者の場合取引が制限されるものがあります。手続きを行うことで運用の継続が可能な場合もありますが、継続不可の場合は売却するなど対応が必要です。

すでに運用中の方は、移住後の運用についてよく検討しておきましょう。

Sakura
Sakura

iDecoは国民年金に任意加入することで継続することができますが、手続きに必要な書類の準備や申請に時間がかかりますので、移住前に手続きを終えることをお勧めします。

9、まとめ

ご紹介した内容は、家族が代わりにできることもありますが、手続きが複雑で手間だったりしますので、海外移住を決めたら早めに計画を立てて進めることをお勧めします。

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